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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

証券会社が見る市場動向

2008/04/09 14:15 JST更新

 キムロン証券[銘柄コード:KLS]の分析部

 株価変動率の引き下げは大暴落に歯止めをかけて、投資家心理を安定させました。しかし、流動性が非常に低くなってしまいました。4月7日から両市場での株価変動率がそれぞれ1%ずつ引き上げられましたが、合理的な判断だと思います。もしハノイ証券取引所で10%、ホーチミン証券取引所で5%というように元の株価変動率に戻した場合には、連続7営業日ストップ高したものが全て失われてしまう可能性は極めて高いと思います。

 現在の株価が底と見られる3月25日より10%上昇しています。最近までの損失はそれとは比べ物になりませんが、10%という利益率も魅力的な比率で、そのため買いがずっと続くというわけではなく、需給バランスが取れた状態になると思われます。株価変動率が調整された後2~3営業日で、流動性が高くなると思います。

 商業銀行の担保割れ株式の売却中止が供給を減少させ、企業の自社株購入及び国家資本投資経営総公社(SCIC)の株式購入が需要を増大させるといった形で、供給と需要が人工的に調整されていますが、市場動向としては積極的な方向に転じていることは確かなことです。


 アンビン証券の分析部

 2008年第1四半期のCPIが9.19%、輸入超過は73億ドルと記録的に高く、ドル不足が起きています。ここ数日、ドル/ドン為替レートも上昇(ドン安)していますが、短期的な現象に過ぎないと考えられています。国家中央銀行は為替レート安定、及びインフレ抑制のために、1億ドルを放出しました。金市場及び不動産市場が低迷している現在、国家証券委員会及び国家中央銀行の政策もあり、株式市場は投資家にとって魅力的に感じられているのではないでしょうか。

 両市場における株価変動率が4月7日以降1%(ホーチミン証取:2%、ハノイ証取:3%)ずつ引き上げられましたが、適切な対応だと評価されています。先週約定できなかった買い注文は売り注文の25倍もあり、その状況があまり長引けば、投資家が市場から離れていくと考えられていたからです。株価変動率が調整されたことで、流動性が高まるでしょう。

 今週VNインデックスは更に上昇し、週末には580ポイント台を突破するでしょう。商業銀行及び証券会社が担保割れ株式の売却中止を厳重に実施すれば、株価変動率がもう一度調整される前には、VNインデックスは600ポイントを突破する可能性が高いと見ています。

  
  

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