1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは、5.94ポイント(2.11%)上昇し、287.57で終えた。売買高・売買代金は大きく縮小した。個人所得税の納税を5月末まで猶予することが正式に発表された。また先週末の米株式相場が景気・金融対策への期待から大幅続伸したことも好材料視された。海外投資家は売り買いが均衡した(代金ベース)。ただし納税延期という名のブルトラップ、という見方も出ており、一部には警戒感も。
株価:前営業日比で上昇したのは117銘柄、26銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は概ね上昇した。ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、ホアファット(HPG)、ソンダ工業団地(SJS)などが大幅に上昇した。一方下落したのは、ビンパール(VPL)とヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)。ビナミルク(VNM)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、ハウザン製薬(DHG)などは変わらずだった。
サコムバンク(STB)が55万株強取引されて今日の市場で売買高第1位であった。サイゴン証券(SSI)、HPG、リー冷蔵電気(REE)などがこれに続いた。ホアセン(HSG)が変わらずだった以外、10位までの売買高上位銘柄はいずれも上昇した。
中小型株では、トゥリエム都市開発(NTL)、トゥオンアン植物油(TAC)、第5建設(SC5)、ペトロベトナム総合サービス(PET)などがストップ高した。
海外投資家はファーライ火力発電(PPC)へ大きく買いを入れた。一方、キンド食品(KDC)、PVD、ナムベト水産(ANV)などへは大きく売りを入れた。
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは2.78ポイント(3%)上昇し、95.44で引けた。売買高・売買代金は共に縮小した。
株価:前営業日比で126銘柄が上昇、13銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では、ほとんどが上昇した。ペトロベトナム技術サービス(PVS)、バオベト証券(BVS)、ビナシン投資石油運輸(VSP)などが大幅に上昇した。一方、ブッソンセメント(BTS)、ペトロリメックスペトロケミカル(PLC)が下落した。
金融関連銘柄は全面高。ベトナム国家再保険(VNR)を除いて、商いも活発だった。建設・資材銘柄も景気刺激策への期待もあり、高かった。トゥソンビグラセラ(VTS)は大幅上昇した銘柄の中での活発な商いが一際目立った。
下落したものの中では、CMC投資、BTS、バックリィウ水産(BLF)、第1通信(ONE)の商いが大きかった。
海外投資家はKBC、BVS、BTSに大きく売りを入れた。
