株式会社神鋼環境ソリューション(兵庫県神戸市)は3日、カンボジアの首都プノンペンに本社を構えるソマ(SOMA)社より、簡易水道向け浄水設備を受注したと発表した。日系企業がカンボジアに商業ベースで浄水設備を納入するのはこれが初めてとなる。
この浄水設備は、ソマ社が自社従業員及び周辺住民向けに上水供給を行うのに使用される。神鋼環境ソリューションは簡易水道設備の設計、製作、調達、試運転指導を受注した。今回の設備は鋼板製で、コンクリート製が主流のカンボジアにおいて簡易水道に鋼板製急速ろ過が採用されるのは初めてだという。
現在カンボジアの地方都市における上水普及率は約30%と低く、政府は2015年までに50%まで引き上げることを目標としてることから、民間ベースによる簡易水道の普及促進が急務となっている。
神鋼環境ソリューションは地方都市への上水供給だけでなく、カンボジアに進出する日系企業が急速に増えている中、工業団地への用水供給事業などへの事業拡大を期待している。

