米国の市場調査会社ニールセン(Nielsen)は、2015年第1四半期の世界消費者信頼感指数(CCI)を発表した。ベトナムのCCIは前期比+6ポイント上昇の112ポイントで、3期連続で100ポイントを超えた。世界平均は97ポイントで、日本は82ポイントだった。
この調査は、世界計60か国の消費者を対象に実施されたもの。同指数は100が「楽観」と「悲観」の分かれ目で、ベトナムは2011年から2014年第2四半期まで100ポイントを下回っていた。同調査が開始された2006年第1四半期以降のベトナムのCCI最高値は、2010年第2四半期に記録した119ポイント。今回の112ポイントはこれに次ぐ高水準となった。
ニールセンによると、「余剰金の使い道」についてベトナムでは消費者の78%が「貯蓄」と回答し、世界最高水準となっている。「貯蓄」以外の使い道としては、◇「旅行」:44%や◇「IT製品の購入」:40%などが挙げられている。
調査対象となったベトナム人の50%以上が「ベトナム経済は低迷している」と回答し、86%が過去12か月間に家庭内での支出を抑えるため節約を心掛けたという。特に支出を抑えた項目は、◇「買い物」:62%、◇「ガス・電気代」:61%、◇「娯楽」:57%などとなっている。
この調査は、世界計60か国の消費者を対象に実施されたもの。同指数は100が「楽観」と「悲観」の分かれ目で、ベトナムは2011年から2014年第2四半期まで100ポイントを下回っていた。同調査が開始された2006年第1四半期以降のベトナムのCCI最高値は、2010年第2四半期に記録した119ポイント。今回の112ポイントはこれに次ぐ高水準となった。
ニールセンによると、「余剰金の使い道」についてベトナムでは消費者の78%が「貯蓄」と回答し、世界最高水準となっている。「貯蓄」以外の使い道としては、◇「旅行」:44%や◇「IT製品の購入」:40%などが挙げられている。
調査対象となったベトナム人の50%以上が「ベトナム経済は低迷している」と回答し、86%が過去12か月間に家庭内での支出を抑えるため節約を心掛けたという。特に支出を抑えた項目は、◇「買い物」:62%、◇「ガス・電気代」:61%、◇「娯楽」:57%などとなっている。