ベトナム国家銀行(中央銀行)は、低所得者の住宅(社会住宅)購入向け融資枠30兆VND(約1520億円)事業の締結額が上限に達したとして、同事業に参画している商業銀行19行に対し、3月31日から新規契約の締結を停止するよう指導した。
同事業の実施状況について、3月10日時点の締結額は30兆1220億VND(約1520億円)、実行額は全体の71%にあたる21兆3210億VND(約1080億円)となっている。
中央銀行の計画によると、同事業は2016年5月31日に終了する。住宅購入希望者の間では、融資契約を締結していても一部または全部が実行されていない場合、6月1日以降の実行分について金利が大幅に上昇するのではとの懸念が広まっていた。
これを受けて、中央銀行は低利融資の適用期間を延長するようグエン・タン・ズン首相に提案。首相は3月度の政府定例会合でこれを承認した。これにより、同事業終了時点でまだ実行されていない分については、引き続き低利融資を受けることができることになる。
同事業の実施状況について、3月10日時点の締結額は30兆1220億VND(約1520億円)、実行額は全体の71%にあたる21兆3210億VND(約1080億円)となっている。
中央銀行の計画によると、同事業は2016年5月31日に終了する。住宅購入希望者の間では、融資契約を締結していても一部または全部が実行されていない場合、6月1日以降の実行分について金利が大幅に上昇するのではとの懸念が広まっていた。
これを受けて、中央銀行は低利融資の適用期間を延長するようグエン・タン・ズン首相に提案。首相は3月度の政府定例会合でこれを承認した。これにより、同事業終了時点でまだ実行されていない分については、引き続き低利融資を受けることができることになる。

