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  前日反発したホーチミン市場は、前夜のニューヨーク市場が7月雇用統計好調による高騰の反発で反落したものの、原油価格の上昇を受けてペトロベトナムガス[GAS]をはじめとする石油関連銘柄が上昇すると、投資家は積極姿勢に転換。ビングループ[VIC]が6営業日ぶりに上昇したほか、ビナミルク[VNM]、ベトコムバンク[VCB]、マサンインベストメントグループ[MSN]、バオベトグループ[BVH]など大型株が上昇してインデックスを牽引。+7.88ポイント(+1.25％)高の637.34で引け、続伸した。値下がり銘柄数は57に留まり、値上がり銘柄数が全体の半数の153に達した。

  但し、銀行株はVCBと横ばいの軍隊商業銀行[MBB]を除く4銘柄が小幅下落している。業種別で堅調だったのは不動産株で、売買高トップのキンバックシティーグループ[KBC]が大幅上昇、カンディエン不動産[KDH]は相対取引で外国人投資家に540万株売られたものの上昇。製造業では、業績が好調な製糖関連の上昇が目立ち、タインタインコン・タイニン製糖[SBT]、ビエンホア製糖[BHS]が大きく上昇、ラムソン製糖[LSS]はストップ高。そのほか、6営業日続落後に2日続伸していたサザンバッテリー[PAC]が引き続き大幅上昇。5営業日続落後の前日大幅反発したLIX洗剤[LIX]が引き続きストップ高。一方、2015年赤字額が監査後に倍増した日越医療機器[JVC]が2日連続ストップ安。15営業日ストップ安していたチュオンタイン木材加工[TTF]は、監視措置銘柄に指定されたこともあり、16営業日連続ストップ安した。

  ハノイ市場は、+0.68ポイント(+0.84％)高で7営業日ぶり反発。ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]が大きく上昇してインデックスを牽引。ナムディン図書教育設備[DST]が活発に取引されてストップ高。ハノイ・キンバック農業・食品[HKB]は11営業日ぶりに反発した。