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ビンスマート、米国にスマホ輸出 通信会社向けOEM生産

2020/10/13 13:38 JST更新

 地場コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC]傘下のビンスマート(VinSmart)は、自社製スマートフォンの米国への輸出を果たした。このほど開かれた第5世代移動通信システム(5G)の開発に関するシンポジウムで、レ・ティ・トゥー・トゥイ社長が明らかにした。

 初の製品ロットは1か月前に米国に輸出された。ビンスマートは約1年前に米国の通信会社と契約を締結し、相手先ブランド製造(Original Equipment Manufacturing=OEM)で第4世代移動通信システム(4G)対応のスマホ4機種を生産している。

 生産台数は時期によって異なるが、合わせて120万~200万台に達する見通しだという。米国の通信会社の社名は機密情報として扱われているため明らかにされていないが、ビンスマートの工場に人員を派遣し、24時間体制で作業を監視している。

 トゥイ社長は「このOEM事業は将来的に自社ブランドのスマホ『Vスマート(Vsmart)』を米国に輸出するための準備だ」とコメントした。同社は2021年に5G対応の自社ブランドのスマホ「Vスマート・アリス5G(Vsmart Aris 5G)」を同市場に投入する計画だ。

 ビンスマートは米国のほか、ロシア、ミャンマー、スペインにもスマホを輸出している。

 ビンスマートはハノイ市ホアラックハイテクパークに工場を展開し、スマホやモノのインターネット(Internet of Things=IoT)設備などを生産しており、年産能力は1億2500万製品に達する。

  
  

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