シンガポールの市場調査会社カナリス(Canalys)が発表した2020年7~9月の国内スマートフォン(スマホ)市場に関する統計によると、韓国のサムスン(Samsung)はシェアが前年同期比▲6%減少したものの、33%で首位を維持した。
2位は中国の「オッポ(Oppo)」で、シェアは同▲21%減の15%だった。3位は中国の「シャオミ(Xiaomi)」で、シェアは同2.1倍の12%を占めた。
ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンスマート(VinSmart)が開発している「Vスマート(Vsmart)」と中国の「ビボ(Vivo)」のシェアはいずれも9%で、4位と5位だった。
なお、アップル(Apple)のiPhoneはシェアが6%未満で、6位となっている。これは、国内のスマホ市場が低~中価格帯のセグメントに注力しているためと見られる。低~中価格帯のセグメントでは、競争が熾烈化している。