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　ホーチミン市で中高級物件を手掛ける不動産投資大手ノバランド不動産投資グループ[NVL](Novaland)はこのほど、米国のマイケル・デュカキス研究所との協力により、ベトナムにマイケル・デュカキス研究所の支所を設立することを明らかにした。

　ベトナム支所は、南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市にあるNVLの複合リゾート施設「ノバワールド・ファンティエット(NovaWorld Phan Thiet)」内に設置する。マイケル・デュカキス研究所の教授らの協力を得て、人工知能(AI)分野のリーダー養成プログラムを実施する。

　2021年に開業し、2022年には同分野のグローバルリーダーシップフォーラムを開催する予定。

　NVLのブイ・タイン・ニョン会長は同研究所との提携により、1000ha規模のノバワールド・ファンティエットが世界の革新的な目的地になると期待を寄せている。

　マイケル・デュカキス研究所は2017年に米国の政治家マイケル・デュカキス氏によって設立された。デュカキス氏は1975～1979年と1983～1991年の2期(第65代・第67代)にわたりマサチューセッツ州知事を務めた。1988年には米国大統領選挙で民主党の大統領候補として立候補したが、共和党のジョージ・H・W・ブッシュ副大統領に敗れた。