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　ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下で携帯電話・IT製品小売事業を手掛けるFPTリテール[FRT](FPT Retail)は、2021年のFPTショップ成長戦略を発表し、各種コンピュータとアップル社(Apple)製品の販売に注力する方針を示した。

　22日には、全国でラップトップセンター30店舗を一斉にオープン。さらに、1～3月期にラップトップセンターの数を全国68店舗まで拡大させる計画。2020年のFPTショップにおけるノートパソコンの売上高は+60％超の成長率を達成。主力商品であるノートパソコンは全体の売上高と利益に大きく貢献した。

　ノートパソコンの売れ行きが好調だったのには、新型コロナ禍でリモートワークが増えたことが背景にある。これにより、ノートパソコンの需要が急増し、全体の売上高を+20～30％押し上げた。

　FPTショップは2021年にも新商品取り扱いのパイオニアとして、高品質商品、特にゲーミングノートパソコン(モバイル環境で本格的に3DゲームをプレイできるPC)の販売に注力する。この他、アップル製品のラインナップも充実させていく。

　なお、FPTショップは店舗網を拡大することで、2021年のノートパソコン売上高が前年比+20～30％になると見込んでいる。