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ビンファスト、自社EVに米エヌビディアの自動運転車向けチップ搭載へ

2021/04/16 06:48 JST更新

  地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC]傘下の国産車メーカーであるビンファスト(VinFast)は13日、米国のエヌビディア・コーポレーション(NVIDIA Corporation)が製造する自動運転車両向けの新型ソフトウェアデファインドプラットフォームを自社ブランドの電気自動車(EV)に搭載すると発表した。

  エヌビディア・コーポレーションは、米国の半導体メーカー大手で、半導体の中でも、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)を汎用計算用途に拡張したGPGPUの設計に特化している。

  ビンファストは、2022年から市場に投入するEVに自動運転車両向けのチップ「NVIDIA DRIVE Xavier」を搭載。その後は、エヌヴィディアの製造するチップの中で最も高機能の自動運転車両向けチップ「NVIDIA DRIVE Orin」を導入する計画。

  ビンファストは現在、自動運転レベル2~3のEVタイプ・スポーツ用多目的車(SUV) として、◇VF e34、◇VF e35、◇VF e36の3モデルを開発中。このうち、VF e34は2021年末を目処に国内で発売し、VF e35とVF e36は2022年から米国、カナダ、欧州に輸出することを目指している。
 

  
  

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