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2大都市の住宅供給戸数、21年10~12月は前期比大幅増加

2022/01/26 06:33 JST更新

  英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ・ベトナム(Savills Vietnam)が発表した2021年10~12月におけるホーチミン市とハノイ市の新築分譲マンション市場レポートによると、同期の2都市の新規供給戸数は前期に比べ大幅に増えたが、前年同期比では減少した。

  同期におけるホーチミン市の新規供給戸数は5600戸で、前期比16倍に急増したが、前年同期比では▲33%減少した。このうち、Bクラスのマンションが全体の75%を占め、最大だった。成約戸数は前期比14倍、前年同期比▲35%減の約5600戸となった。

  2021年通年の供給戸数は前年比▲54%減の1万1700戸となり、直近5年で最低となった。Bクラスが62%、Cクラスが31%、Aクラスが7%をそれぞれ占めた。成約戸数は前年比▲58%減の約9430戸となり、2017年以降で最低だった。

  Cクラスのマンションの販売価格は1m2当たり5650万VND(約28万4000円)で、前年に比べ+27%上昇した。

  2025年までの供給戸数は114件の14万5500戸となる見込み。このうち、ホーチミン市直轄トゥードゥック市が全体の46%を占め最大となる見通し。

  2021年10~12月におけるハノイ市の新規供給戸数は4500戸で、前期比+42%増、前年同期比では▲19%減となり、直近5年で最低だった。

  同期の成約戸数は別荘式住宅(一戸建て住宅)・テラスハウスが前期比+96%、マンションが同+72%と大きく増加した。

  2022年の供給戸数は2万5000戸、2023年には2万戸未満に減る見込み。

  
  

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