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三井E&S、ベトナム向け港湾荷役クレーン計22基受注 過去最大規模

2025/08/12 02:58 JST更新

 海上物流を支えるエンジニアリングとサービスを提供する株式会社三井E&S(東京都中央区)は、ペトロベトナム・フオックアン港開拓投資[PAP](PetroVietnam Phuoc An Port Investment And Operation)から、両社にとってベトナムにおける過去最大規模のクレーン調達・受注となる、岸壁用コンテナクレーン11基(三井パセコポーテーナ)および環境対応型のタイヤ式電動トランスファークレーン(三井パセコトランステーナ)11基を受注した。

 PAPはベトナム最大のターミナルオペレーターであるサイゴン・ニューポート(Saigon Newport)との戦略的協業を始めるなど、ベトナム南部の国際貿易の需要増大に対応するだけでなく、南部地域の主要港間の接続性を強化している。

 フオックアン港は、東南部地方ドンナイ省初かつ最大のコンテナターミナルとしてPAPが開発している。2月には、スイス・ジュネーヴに拠点を置く世界有数の海運会社MSC(Mediterranean Shipping Company)からの最初のコンテナ船を受け入れるなど、ベトナム最大の物流拠点の1つとなっている。

 また、フオックアン港ではすでに13基の三井E&S製クレーンが稼働している。今回の受注により、2024年7月に受注した三井パセコポーテーナ5基および三井パセコトランステーナ16基と合わせて、三井E&Sの累積受注は56基となり、PAPの荷役能力のさらなる増強に寄与する。

 なお、三井E&Sは直近10年間で、ベトナム国内向けにトップシェアとなる170基以上のクレーンを納入している。同社は港湾インフラ整備を通じて、旺盛なクレーン需要が期待されるベトナムをはじめとする東南アジア市場の国際海上物流需要と経済の発展に貢献するとともに、港湾物流事業の世界的市場展開を進めていく。

  
  

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