税関局の統計データによると、2026年1~3月期の完成車(CBU)輸入台数は前年同期比+21%増の5万6012台と急増した。
トラックの輸入が急増、乗用車は横ばい
同期の輸入台数が増加した主な要因はトラックの増加によるもので、商品の輸送ニーズや生産・事業活動の回復の兆しを反映している。一方、9人乗り以下の乗用車の輸入台数は3万6388台と前年同期とほぼ同水準だった。ただし、乗用車は輸入車全体の約65%を占めており、個人消費の需要が引き続き安定していることを示している。
3月単月の完成車輸入台数は前月比+56.9%増の2万5255台で、輸入市場の加速が鮮明になっている。
輸入元はインドネシアが首位、中国が急増
1~3月期の輸入元を国別で見ると、インドネシアが前年同期比+27.5%増の2万3402台で首位を維持した。次いで中国が同+74.5%増の1万7168台と最も高い伸び率を記録した。一方、タイは同▲18.7%減の1万3077台に留まった。
中国とインドネシアからの輸入急増は、供給元の構造的な変化と、国内自動車市場における競争のさらなる激化を反映している。
なお、過去の年間輸入台数は、◇2025年:20万5630台、◇2024年:17万3561台、◇2023年:11万8942台、◇2022年:17万3740台、◇2021年:16万0035台、◇2020年:10万5000台、◇2019年:13万9427台、◇2018年:8万1609台、◇2017年:9万4000台だった。

