不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「グリーンSM(Green SM)」を展開するグリーンSM(Green SM)は、インド市場への進出に向けて準備を進めていることを明らかにした。同社は公式ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて、同市場への参入を予告している。
同社は公式フェイスブック(Facebook)ページで、「おなじみの緑色、全く新しい目的地。まもなく登場」というメッセージとともに、インド展開を示唆するハッシュタグを投稿した。
さらに、インド市場向けの専用ページでは、「インド、私たちはここにいます。世界で最も急成長している経済圏の一つでグリーンSMが最初の一歩を踏み出す、新たな旅の始まりです」と挨拶し、今後の本格的な事業展開への期待感を示した。
グリーンSMの親会社であるVICは2025年12月、インドのテランガナ州政府との間で、段階的に約30億USD(約4800億円)を投じて多分野のエコシステムを開発する覚書(MoU)を締結している。
同プロジェクトでは2500haの用地において、スマートシティやテーマパーク、医療・教育施設の開発に加え、ビンファストのEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)による充電網の整備や、グリーンSMの大規模導入などを計画している。
VICはすでに同国タミル・ナードゥ州でEV組み立て工場の建設を進めており、製造から配車サービス、充電インフラに至るまで、南アジア市場における包括的なEVエコシステムの構築を急ピッチで進めている。

