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インドネシア警察、ドローン搭載車両にビンファスト製小型EVを採用

2026/06/10 14:09 JST更新

 インドネシアの交通警察はこのほど、新たな交通違反処理システムを導入した。同システムを運用するドローン搭載車両として、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(Vinfast)の小型EV「VF 3」が採用された。

 同車両は白と青の警察カラーに塗装され、車体やボンネットには反射材があしらわれている。最大の変更点は車両後部で、後部座席の窓が塞がれ、荷室にはドローンを操作および収納するための大型ボックスが設置された。さらに、上空からの監視をサポートする風速計も搭載されている。

 「VF 3」は全長3190mm、全幅1679mm、全高1652mmとコンパクトな設計で、都市部の混雑したエリアでの移動に適している。最低地上高は175mmを確保し、さまざまな路面状況に対応できる。最大出力40馬力、最大トルク110Nmのモーターと、容量18.64kWhのLFPバッテリーを搭載し、フル充電で最大215kmの走行が可能。10%から70%までの急速充電を約36分で行える機動力が高く評価された。

 ビンファストは2025年2月にインドネシア市場で同モデルの販売を開始した。同社のEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)を通じて、同国内で2025年末までに3万か所の充電ポートを設置する計画を進めている。「VF 3」はベトナム国内でも高い人気を集めており、フィリピンなど他の東南アジア市場への展開も加速している。

  
  

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