地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は23日、インドネシアでスポーツ用多目的車(SUV)「VF 7」を正式に発売した。同国ではこれが5車種目の投入となる。
「VF 7」は右ハンドル仕様で、「Eco」と「Plus」の2モデルがある。フル充電時の走行距離は471kmで、車両の保証期間は10年または走行距離20万kmとなる。年内に引き渡しを開始する予定だ。
同社はインドネシア進出からわずか1年余りで、「VF 3」、「VF 5」、「VF 6」、「VF e34」に今回の「VF 7」を加え、主要セグメントを網羅するEVラインナップを構築してきた。各モデルには、無料充電サービスや無金利ローンといった購入支援施策、充実したアフターサービスを適用している。
さらに、同社は現地ディーラーやサービス拠点、金融機関との連携を強化し、消費者がより手軽にEVを購入・利用できる環境の整備にも力を入れている。