ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、韓国の中小企業銀行(Industrial Bank of Korea=IBK)に対し、ベトナムにおける100%外資系銀行の設立許可を付与した。中央銀行が100%外資系銀行の新規設立を許可するのは9年ぶりとなる。
中央銀行のグエン・ゴック・カイン副総裁は22日、IBKのチャン・ミンヨン会長 兼 頭取と面会した。カイン副総裁は、中小企業が国家経済の重要な原動力であると強調し、IBKが60年以上の経験を活かし、両国の中小企業へ包括的な金融サービスを提供し続けることへの期待を表明した。さらに、ベトナムの投資環境を韓国企業へPRし、両国企業の架け橋としてサプライチェーン向け資金提供を拡大するよう要請した。
これに対し、チャン氏は、IBKが中小企業支援を目的に設立され、融資の75%を同分野に集中させていると説明した。また、中小企業向け金融メカニズム運営の経験が、ベトナムでのコンサルティング活動において有益な要素になるとの確信を示した。100%外資系銀行として早期に事業を安定させ、効率的に運営することで、両国の協力関係発展に貢献すると約束した。
中央銀行が100%外資系銀行の新規設立を許可するのは、2017年のシンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行ベトナム(UOB Vietnam)以来となる。IBKの許可取得前、ベトナムの100%外資系銀行は9行だった。このうち韓国系は、新韓銀行ベトナム(Shinhan Bank Vietnam)とウリィ・バンク・ベトナム(Woori Bank Vietnam)の2行となっている。


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