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ハノイのQ3賃貸オフィス市場、A・Bクラス共に賃貸料低下 完全無料ニュース

[2016/10/12 09:48 JST更新]

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(C) Doanhnhansaigon 写真の拡大

  不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムはこのほど、ハノイ市における2016年第3四半期の不動産市場レポートを発表した。それによると、同期のオフィス賃貸料はAクラスとBクラス共に低下した。

  第3四半期にBクラスのオフィスビル「VPバンク・タワー(VP Bank Tower)」案件から5000m2が新たに市場に供給された。同期末時点におけるオフィス供給面積は110万m2で、うちBクラスが64%を占めている。賃貸需要が最も高いのは300m2未満のオフィスとなっている。

  1m2当たりの平均月額賃貸料はAとBクラス共に低下した。Aクラスが前期比▲0.8%低下の28USD(約2900円)、Bクラスが同▲1.7%低下の17.8USD(約1830円)。空室率は、Aクラスが前期比▲2.67ポイント低下、Bクラスが同▲1.79ポイント低下した。地域で見ると、入居率が最も大きく上昇したのはドンダー区とバーディン区の地域で、AとBクラス共に前期比+3.5ポイント上昇した。

  将来的に、西部に立地する多数の賃貸オフィスが市場に供給される見通しであることから、同地域では賃貸オフィス市場の競争が熾烈化すると予想されている。既に稼動している賃貸オフィスは今後、サービスの質や賃貸料を改善し、競争力を高めていく必要がある。


  
  
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