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ハノイのQ3小売スペース市場、中心部以外の供給面積が増加 完全無料ニュース

[2016/10/11 18:07 JST更新]


(C) thesaigontimes, Minh Tam 写真の拡大

  不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムはこのほど、ハノイ市における2016年第3四半期の不動産市場レポートを発表した。それによると、同期の小売スペース平均月額賃貸料は中心部で上昇、中心部以外で低下した。

  第3四半期は、ロンビエン区に開業したマンション「ミペック・リバーサイド・ロンビエン(Mipec Riverside Long Bien)」案件から2万4000m2の小売スペースが新たに市場に供給された。これにより、第3四半期末時点の小売スペース供給面積は前期比+2.3%増、前年同期比で+18%増の72万m2となっている。中心部の供給面積は2015年第1四半期から変わっていないが、中心部以外では増加している。

  1m2当たりの平均月額賃貸料は、中心部が前期比+0.52%上昇したのに対し、中心部以外では同▲0.96%低下した。空室率は前期比+2.90ポイント上昇したが、前年同期比では▲1.06ポイント低下し改善した。

  第4四半期は、新たにショッピングセンター3店舗が開業し、小売スペース11万1000m2が市場に供給される見込みだ。このうち2店舗は、ビングループ[VIC](Vingroup)が手掛けるもの。


  
  
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