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ハノイのQ3新築分譲マンション市場、新規供給戸数と成約戸数共に増加 完全無料ニュース

[2016/10/11 17:59 JST更新]


(C) nhipcaudautu 写真の拡大

  不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムはこのほど、ハノイ市における2016年第3四半期の不動産市場レポートを発表した。それによると、同期における新築分譲マンション市場は、新規供給戸数と成約戸数が共に増加した。

  第3四半期における新築分譲マンションの新規供給戸数は前期比+14%増加、前年同期比では▲38%減少し、16件からの6800戸だった。立地で見ると、最も大きな割合を占めたのは西部で36%。クラスでは中級マンションが最も多かった。一方、高級マンションと超高級マンションの新規供給戸数も大幅に増加した。

  同期における新築分譲マンションの成約戸数は前期比+52%増の5279戸。年初9か月では1万4200戸が成約し、うち中級マンションが約50%を占めている。

  また、開発業者の販売価格は上昇傾向にある。中級マンションの平均販売価格は前期比+6%、高級マンションは同+8%上昇した。一方、投資家の平均転売価格は前期比▲0.2%低下した。クラス別に見ると、高級マンションの転売価格が前期比▲1.9%低下したのに対し、その他のクラスは同+0.2%~1.8%上昇した。

  第4四半期は、新築分譲マンションの新規供給戸数と成約戸数のいずれも引き続き増加していくものと予想されている。


  
  
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