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21年のベトナム即席めん市場、1日あたりの消費量1127t 完全無料ニュース

[2022/12/06 14:51 JST更新]


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  英国の市場調査会社ユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)によると、2021年におけるベトナム国内の即席めん市場の消費量は前年比+9%増の41万1500tで、2016年からは+20%増えた。金額にすると3兆8000億VND(約210億円)の規模となり、前年比+11%、5年前比では+18%増加した。

  1日あたりの平均消費量は1127t、消費額は840億VND(約4億6400万円)の計算となる。

  2021年の即席めん市場シェアでは、日系エースコックベトナムと地場系マサングループ[MSN](Masan Group)の2社で合わせて33%を占めた。エースコックベトナムのシェアは2017年の24%から19%へと縮小したのに対し、MSNは12%から14%に増加した。

  この他の即席めんメーカーとしては、◇ユニベン(Uniben)、◇アジアフーズ(Asia Foods)、◇台湾系サイゴン・ビーオン(Sai Gon Vewong)、◇サファコ(Safoco)、◇コルサ・ミリケット(Colusa-Miliket)、◇ティエンフオン(Thien Huong)、◇ビフォン(Vifon)などがあるが、シェアでは前述の大手2社を大きく下回っている。

  ブランド別では、エースコックベトナムの「ハオハオ(Hao Hao)」が依然として最大シェアを占めているが、シェアは連続で縮小しており、昨年は7.7%となった。以下は、◇MSNの「ココミ(Kokomi)」と「オマチ(Omachi)」、◇エースコックベトナムの「ビナ・エースコック(Vina Acecook)」、◇ユニベンの「バーミエン(3 Mien)」などが続いた。

  エースコックベトナムは売上高トップの座をキープ。2019年の売上高は10兆VND(約550億円)で、2021年には12兆2000億VND(約670億円)に伸びた。一方のMSNは、品目別の2021年売上高を公表しなかったが、売上高が2兆VND(110億円)を上回る5つのブランドを有しており、このうち2つは即席めんと明らかにした。


  
  
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