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ベトナム、7~9月の経済成長率は前年同期比+13.7% 世銀報告 完全無料ニュース

[2022/10/25 06:08 JST更新]


(C)Bnews 写真の拡大

  世界銀行(WB)が20日に発表したベトナムのマクロ経済に関するレポートによると、2022年7~9月におけるベトナムの経済成長率は前年同期比+13.7%に加速した。1~9月期の経済成長率は+8.9%となっている。

  2022年9月の鉱工業生産指数(IIP)の伸び率は前年同月比で+13.0%、小売売上高も同+36.1%増加した。一方、主要市場での需要低迷により、同月の輸出の伸びは鈍化した。また、世界各国の情勢不安を受けて同月のFDI認可額は減少したが、実行額は改善した。

  このほか、同月の全国消費者物価指数(CPI)は前年同月比+3.9%上昇した。主な要因は家賃と教育費の上昇によるもの。9月時点の貸付成長率も前年同時点比+17.2%となった。最近の為替市場について、通貨ドンの対米ドル相場は続落した。

  ベトナムの景気は力強く回復しているが、世界経済に影響を及ぼす情勢不安により、世界的に資金調達の条件が厳しくなっている。そのため、WBは政府が警戒と政策の柔軟性を高める必要があると指摘している。


  
  
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