
7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックス、ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスともに反発した。前日の主力株安に対する自律反発の動きが広がり、エネルギー関連株や工業団地株などが買われ相場を牽引した。ビングループ[VIC]関連株の大幅な下落が相場全体の重石となり上値は抑えられたものの、両市場ともに前日終値を上回って取引を終えた。
インデックスと売買代金の動向
HSXのVNインデックスは前日比+3.28ポイント(+0.19%)高の1768.06ポイントと反発した。心理的節目を前に慎重姿勢も根強く、もみ合いが続いたが、売買代金は前日比+19.9%増の18兆1415億VND(約1090億円)となった。商業銀行の預貸率(LDR)緩和による豊富な待機資金が下値を支えた。
大型株とセクター別の動き
エネルギー関連では、ペトロベトナムガス[GAS]が+6.88%、ペトロベトナム製油石化[BSR]が+4.59%急騰した。
工業団地株も堅調で、ブルーチップのベトナムゴム工業グループ[GVR]が+6.82%、ベカメックスグループ[BCM]が+6.93%上昇した。また、ビナミルク[VNM]が+5.08%、ヴィエティンバンク[CTG]が+3.67%上昇して指数を支えた。
半面、VIC関連は冴えず、ビンホームズ[VHM]が▲5.32%、VICが▲1.74%と下落した。
ハノイ市場の動向
HNXインデックスも前日比+0.8ポイント(+0.27%)高の293.44ポイントと反発した。売買代金は同▲29.6%減の7560億VND(約4億5500万円)だった。
今後の見通しと相場展望
今後の見通しについて証券各社は、VNインデックスが1750ポイント付近を下値支持線として意識しながら、短期的な利益確定売りを警戒しつつ、調整局面での押し目買いを優先すべきだとしている。なお、歴史的に8月は上昇確率が高く、過去10年間では8回上昇し平均で約5%の収益率を記録している。証拠金取引(マージン)の整理が進んだことや、FTSE Russellによる格上げ期待も相場を支える要因になるだろう。


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