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25年度の暗号資産普及指数、ベトナムが世界4位 日本は19位 完全無料ニュース

[2025/09/09 13:47 JST更新]


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 米ブロックチェーン分析企業のチェイナリシス(Chainalysis)が先般発表した「世界の暗号資産普及指数(Global Cryptocurrency Adoption Index=GCAI)」の2025年版によると、暗号資産の普及度でベトナムは世界4位につけた。

 チェイナリシスは、暗号資産の価値、送金額、預入額などをもとに暗号資産の普及度を測定。データは各国の1人当たりの購買力平価(PPP)などで重み付けされている。今回のレポートは、世界151か国・地域のデータを集計・評価したものとなっている。

 ベトナムの指数は0.524で前年から1ランクアップの世界4位となった。なお、日本の指数は0.168で世界19位だった。トップ10は以下の通り。

1位:インド(1.000)
2位:米国(0.671)
3位:パキスタン(0.619)
4位:ベトナム(0.524)
5位:ブラジル(0.513)
6位:ナイジェリア(0.452)
7位:インドネシア(0.433)
8位:ウクライナ(0.429)
9位:フィリピン(0.327)
10位:ロシア(0.326)

 ベトナムは5年連続でトップ5入りを果たしており、個人投資家を中心に集中型取引所(CEX)と分散型金融(DeFi)の両方で積極的に取引が行われている。

 ベトナムでは暗号資産に関する法整備も進んでいる。国会は今年6月、デジタル技術産業法を可決した。同法は2026年1月1日に施行予定となっている。これにより、暗号資産などに関する法的根拠が初めて制度化される。

 新法に基づき、複数の暗号資産取引所が正式に認可される見込みで、商業銀行や証券会社を中心に民間企業の参入が加速することが予想される。政府は、暗号資産取引所の試験的な運営を5社程度に認可する方針を示している。

 ベトナムブロックチェーン・デジタル資産協会(VBA)によると、ベトナムでは2024年時点で1700万人が暗号資産を保有していると推定され、暗号資産の保有者数で世界7位につけた。


  
  
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