ニン・クアン・ハイさん・国際証券で)
私は売買高が増加していることから、まだ続伸すると思います。ただ、余り大きくは望めないかもしれません。
VN指数の上昇はブルーチップ銘柄によるところが大きいですから、多くの中小型株がここのところストップ高したりしていますが、予想より早く相場の下落が起きれば、これらを購入した個人投資家がまず痛手を被るでしょう。やはり中小型株は下落スピードが速いですから。
短期で考えると、6月に入ればVN指数は下落する、と考えています。というのも、ほとんどの無償増資の権利日などがすでに過ぎてしまったところだからです。6月では第2四半期の業績の発表もまだありませんし、第1四半期はすでに大方出尽くしています。
そういう意味で、6・7月は全般にあまり堅調とは行かないと考えています。ただ個人投資家はほどんど短期投資家ですから、そういう趨勢が予想できるとはいえ、連れた動きが出てくるとは思います。
チャン・ヴオン・リンさん・ACB証券で)
僕はこの前の値動きのようにVN指数がゆっくり上がったり、或いは上がったり下がったりというのが好きなんだ。それが株式市場が安定しているっていう1つの証しだからね。
いろんな情報があるから反応はするんだけど、それでもここ1ヶ月くらいは株価が僅かに上昇したっていうことが、あの4月の下落相場を経験した僕みたいな投資家からすると、なんともいい感じに思えるんだよね。
経験を積んだとすれば、投資ポートフォリオを小さく分けるってことかな。どの銘柄も数百株程度にしておいたら、大きく損が出ても限度があるよね。こうやって投資をするようになってから、合計したら儲けてるよ。僕みたいな若造には誰でも株式投資なんか危険だよっていうけど、僕だって自分のお金で投資をしてすっからかんってわけにはいかないさ。
グエン・アイン・ホアイさん・サイゴン証券ハノイで)
こんなに上昇するとちょっと投資できないですね。私が危ないなと思うのは、VN指数がぐっと上がっても、これといって理由がないからです。
私は前から保有していたサコムバンク(STB)やビナミルク(VNM)、ソンダ工業団地(SJS)をみんな売却して、現在はサイゴン証券(SSI)だけを保有しています。大規模なIPOがありますから、その結果を待ってからまた株式購入しようと考えています。
6月は海外投資家の買いが多く入るようになると考えています。国内投資家の心理としては、今でも海外投資家の動向追随型が大勢です。しかし注意が必要なのは、機関投資家ではなくて個人投資家としての海外投資家が多くなってくるということです。一日の取引全体で25~30%の売買高になるのではないかと考えています。
もし、このことを意識していないなら、国内投資家の多くは痛い目にあうかもしれません。VN指数は下落したとしてもせいぜい950ポイントくらいでしょうか。
7月の第2四半期業績発表までは余り好転しないかもしれません。ただし年末にかけて中期で考えると、相場は活況になると見ています。


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