総合フードサービス機器メーカーであるホシザキ株式会社(愛知県豊明市)は26日、企業向け冷凍設備供給大手シエアフィコ[SRF](SEAREFICO)と株式譲渡契約を締結した。
この契約により、ホシザキの連結子会社で、ベトナムの業務用・産業用冷凍庫およびフード加工機器製造販売会社であるアジア・リフリジレーション・インダストリー(ASIA REFRIGERATION INDUSTRY=アリコ、ホーチミン市)の株式を追加取得する。
ホシザキは、シンガポールの東南アジア地域統括会社であるホシザキ・サウスイーストアジア・ホールディングス(HOSHIZAKI SOUTHEAST ASIA HOLDINGS)を通じて6月にアリコの追加株式取得を行う予定だ。これにより、アリコへの出資比率は現在の51%から99.616%に引き上げられる。
今回の株式追加取得は、ガバナンスの一層の強化と意思決定の迅速化、および事業戦略の統合を目的としている。ホシザキは、アリコの製造基盤をさらに強化し、製品の出荷先を東南アジア域内へ広げることで事業拡大を目指す。
ホシザキは2025年3月にアリコを連結子会社化して以来、生産投資を行い、ホーチミン市にあるアリコの既存工場内で東南アジア初となるホシザキブランド生産拠点の開設準備を進めてきた。
量産体制が整ったことから、4月上旬より同工場で製造した業務用冷蔵庫の出荷を開始し、ベトナムの現地法人であるホシザキ・ベトナム(HOSHIZAKI VIETNAM)を通じて国内で発売する。
アリコは2007年に設立され、物流、製薬、飲食業、食品加工業など幅広い産業にコールドチェーン向けの産業用冷蔵システムなどの設備やソリューションを提供している。ホシザキは2024年12月にアリコの株式51%を取得する契約を締結し、アリコの市場知識とコールドチェーン関連機器製造技術に、ホシザキの開発・生産技術を融合させることで、高品質製品の提供や納期短縮、輸送費の削減などを図ってきた。


?1774558016)

印刷用ページ


