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前週末大幅上昇して592まで上昇したホーチミン市場は、前週の原油価格が上昇したこと、外国人投資家が大きく買い越していることで投資家は積極姿勢で、朝方から一気に601まで上昇も、すぐさま利益確定売り圧力で下落。ペトロベトナムガス[GAS]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、マサンインベストメントグループ[MSN]、ビングループ[VIC]の下落で上値が重い展開に。後場にはビナミルク[VNM]が下落したほか、朝方から上昇していたベトコムバンク[VCB]が終盤で下げ戻してインデックスを押し下げ、▲0.90ポイント(▲0.15％)安の591.58で引け、小幅に反落した。

銀行関連は全体的に下げ戻したものの、下げた銘柄はなく、前日ストップ高したベトナム投資開発銀行[BID]は引き続き+500VND高。証券株はホーチミン市証券[HCM]、サイゴン証券[SSI]とも上昇。取引が最も目立ったのは売買高トップのホアン・アイン・ザライ[HAG]で、HAGの債権者10社が相次いでHAG支援策を打ち出したことや、ラオス政府が同国内でゴム栽培を営んでいるHAGを含むベトナム企業に対する支援を求める外交文書をベトナム政府に送付したとの情報が交換され、活発に取引されてストップ高。HAGの子会社ホアン・アイン・ザライ国際農業[HNG]もストップ高した。製糖関連では、タインタインコン・タイニン製糖[SBT]、ビエンホア製糖[BHS]が小幅に値を下げる一方、ラムソン製糖[LSS]が3営業日連続ストップ高した。

ハノイ市場も、▲0.02ポイント(▲0.02％)安で反落。ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、ペトロベトナムコーティング[PVB]などペトロベトナム関連が下落。アジアコマーシャル銀行[ACB]も値を下げた。一方、チーベト投資管理[TVC]が活発に取引されて上昇。ナムディン図書教育設備[DST]が大幅上昇で4営業日続伸。ソンラ製糖[SLS]が2営業日連続ストップ高で7営業日続伸している。