英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)は20日、ベトナムの2026年の国内総生産(GDP)成長率予測を従来の+7.2%から+9.5%へ大幅に引き上げた。あわせて2027年の成長率予測を+11.0%とし、力強い成長が持続するとの見方を示した。
同行は、製造業やサービス業の活性化、投資の拡大に加え、政府の成長促進政策が景気を強力にけん引していると分析する。また、2026年のインフレ率予測を+4.4%、2027年を+3.3%へとそれぞれ下方修正し、物価上昇圧力は緩和に向かうと見込んでいる。これに伴い、ベトナム国家銀行(中央銀行)は成長支援とインフレ抑制の観点から、政策金利を据え置く見通しだ。
ベトナム政府が2026年のGDP成長率目標を+10%以上と設定する中、スタンダードチャータード銀行は主要な予測機関の中でも極めて楽観的な成長予測を提示した。今回の上方修正は、上半期の急速な回復ペースを反映したものだ。
外資系金融機関では予測を引き上げる動きが広がっており、シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行ベトナム(UOB Vietnam)も先週、成長率予測を+8.5%に上方修正した。


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