地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は21日、ハノイ市とホーチミン市で7人乗り高級EVタクシーサービス「サインSMリモ(Xanh SM Limo)」を正式に開始した。
車両は、ビンファスト製のミニバン「リモグリーン(Limo Green)」を採用し、ボディカラーはグレーまたはブラックで統一した。既存の「サインSMカー(Xanh SM Car)」や「サインSMプレミアム(Xanh SM Premium)」との差別化を図っている。
「サインSMリモ」は、ファミリー層やビジネスパーソン、外国人など、快適性を重視する顧客層をターゲットとする。モーター出力は201馬力、最大トルクは280Nmで、60.13kWhのLFPバッテリーを搭載し、1回の充電で約450km走行できる。10%の状態から70%までの充電時間は約30分となっている。
今回のサービスは、同社が展開する電動モビリティエコシステムの一環で、4人乗りタクシー「サインSMカー」と「サインSMプレミアム」、空港送迎「サインSMエアポート(Xanh SM Airport)」、バイクタクシー「サインSMバイク(Xanh SM Bike)」、宅配「サインSMエクスプレス(Xanh SM Express)」、フードデリバリー「サインSMゴン(Xanh SM Ngon)」に続く新たなラインナップとなる。


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