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  前日3営業日続伸したホーチミン市場は、年始の3連休を控え、投資家は休暇モード。2日連続ストップ高したマサンインベストメントグループ[MSN]がプラスで寄り付いた後大きく値を下げたことで、インデックスも566.49まで下落したが、ベトコムバンク[VCB]、ベトナム投資開発銀行[BID]、バオベトグループ[BVH]などの金融株やビングループ[VIC]などの不動産株が上昇して、インデックスは前日終値まで回復。前引け間際にもたらされた中国掘削リグが南シナ海移動中との情報が市場へ影響するのではと懸念されたが、かえってインデックスは上昇。終盤のVICの上昇がインデックスを更に押し上げ、+6.39ポイント(+1.12％)高の576.29で引け4営業日続伸、8営業日ぶりに570を越えた。

  前日下げた不動産株が軒並み回復。株価が上場以来最低水準まで落ち込んでいるホアン・アイン・ザライ[HAG]が活発に取引され、朝方からマイナスを推移していたが終盤で上昇し、6営業日ぶりの小幅反発。売買高トップのFLCグループ[FLC]は外国人投資家に強く買われて上昇。前日ストップ安のオーシャンインベストメントグループ[OGC]がストップ高した。今年の業績が計画を上回る見込みと発表したペトロベトナム運輸[PVT]がストップ高。原油価格が5日ぶりに急反落したことで、ペトロベトナムガス[GAS]が小幅に下げる一方、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]は上昇した。

  ハノイ市場は、ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、PVIホールディングス[PVI]が上昇し、+0.79ポイント(+1.02％)高で3営業日ぶり反発。売買高トップのサコムリアル不動産[SCR]が外国人投資家に買われて上昇。VNダイレクト証券[VND]などの証券関連も値を上げた。一方、前日ストップ安の建材販売のソクソン投資開発[DPS]が引き続き強く売られて3日続落している。