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  関西を中心にリサイクルショップ120店舗を全国展開する株式会社ベストバイ（大阪府東大阪市）は、12月中旬にカンボジアの首都プノンペンで総合リサイクルショップ1号店「ジャパン・クオリティ・ショップ良品買館」をオープンする。

  同社は、カンボジアに全額出資子会社「B.Bジャパン・クオリティ（B.B Japan Quality）」を設立。世界で評価の高い日本の中古品を販売していく。同社によると、店舗の売り場面積は300坪(990m2)で、現地リサイクルショップの平均的広さの4倍となっており、総合リサイクルショップとしては東南アジア最大級になるという。

  現在、カンボジア経済はベトナムやタイをしのぐ勢いで堅調に成長しており、人口に占める若年層が厚く、今後の国内総生産(GDP)の更なる拡大が期待されている。また、同国におけるリユーズ・リサイクル市場はまだまだ開拓余地が大きく、小売商品全体の数や種類が少なく選択肢に幅がない現状において、品質の良い日本の中古品(ユーズド品)は極めて有利といえる。

  同社は、日本におけるリサイクルショップ運営で培ってきた知識・ノウハウを活かし、カンボジアで事業を拡大していく方針だ。同社は日本全国で、総合リサイクルショップ「良品買館」、ブランド・貴金属の買取・販売専門店「キングラム」、ブランド古着買取・販売専門店「ココロスタイル」を展開している。