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スタンチャート銀、ベトナムの1~6月期GDP成長率+6.5%予想 完全無料ニュース

[2026/06/26 06:05 JST更新]


(C) Mekong ASEAN 写真の拡大

 英国系スタンダード・チャータード銀行(Standard Chartered Bank)の最新レポートによると、2026年1~6月期のベトナムの国内総生産(GDP)成長率は前年同期比約+6.5%に達し、力強い回復力を維持する見通しだ。一方で、インフレ圧力や貿易赤字の拡大など、注視すべき課題も浮き彫りとなっている。

 マクロ経済の動向をみると、2026年1~5月期の貿易収支は▲130億USD(▲約2兆1000億円)の赤字となり、前年同期の50億USD(約8100億円)の黒字から一転して赤字となった。4~6月のインフレ率は前年同期比で+5.0%を超え、1~3月の+3.5%から加速する見込み。輸送費や食料品、住宅・建設資材の上昇が主な要因だ。

 また、6月の主要経済指標は伸びの鈍化を示しており、小売売上高の伸びは+8.2%(5月は+11.8%)、輸出の伸びは+16.2%(同+18.0%)、鉱工業生産指数(IIP)の伸びは+5.2%(同+8.8%)に鈍化すると予測されている。一方で、輸入の伸びは+45.0%(同+33.8%)に加速し、6月の貿易赤字は▲73億USD(▲約1兆1800億円)に拡大する見通しだ。同行は、政策金利が2026年後半も4.5%で据え置かれると予想している。

 同行のシニアエコノミストは、一部指標の伸び鈍化はみられるものの、ベトナム経済は安定成長を維持するとの見方を示した。同行がこれまでに公表した予測では、2026年通年のGDP成長率を+7.2%と見込んでおり、1~6月期の+6.5%から下半期には約+8.0%まで加速すると予測している。


  
  
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