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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

08/14:VN指数大幅続落、大型株急落で時価総額175兆VND消失 完全無料ニュース

[2026/08/14 19:18 JST更新]


(C) VIETJO 写真の拡大



 14日のベトナム株式市場は大幅続落した。ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスは、前日比▲36.55ポイント(▲2.07%)安の1729.08ポイントと2日連続で急落した。

 政府の金利・信用政策に関する指導会議を受け、2営業日連続の調整となり、市場全体で売り優勢の展開となった。HSXの時価総額は175兆4000億VND(約1兆0700億円)が消失し、心理的下値支持線に迫る水準まで売り込まれた。

主力株の下落が相場の重石、VIC関連が急落

 セクター別では、全24業種中22業種が下落した。特に不動産セクターが▲3.06%、エネルギーが▲3.05%、証券が▲1.80%、金融・銀行が▲1.40%と軒並み大きく値を崩した。

 個別では、ビングループ[VIC]関連の主力株であるビンホームズ[VHM]が▲5.01%、VICが▲3.61%と急落し、これら2銘柄だけでVNインデックスを約16ポイント押し下げる最大の要因となった。

 また、時価総額の大きいベトコムバンク[VCB]が▲1.68%、ヴィエティンバンク[CTG]が▲2.18%、ペトロベトナム製油石化[BSR]が▲4.34%と軟調に推移し、相場全体を下押しした。

 一方、逆行高となったテクコムバンク[TCB](+0.95%)や、海外勢の買いを背景に上昇したフーニュアン・ジュエリー[PNJ](+3.4%)が下値を支えた。

 中小型不動産株では、ダットサイングループ[DXG](+5.99%)やナムロン投資[NLG](+1.33%)が堅調さを見せた。

 ハノイ市場でも、タイホールディングス[THD]サンシャイングループ[KSF]ビナコミン鉱産[KSV]クオックザン(国民)銀行[NVB]が軟調で、指数の重石となった。

売買代金は高水準、海外勢の売り越し継続

 市場の流動性は高水準を維持した。HSXの売買代金は、前日比+3.9%増の19兆3942億VND(約1180億円)となり、活発な取引が行われた。

 ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスも前日比▲3.35ポイント(▲1.18%)安の279.99ポイントと続落し、売買代金は同▲6.5%減の9637億VND(約59億円)となった。

 海外投資家は、HSXで8776億5000万VND(約54億円)を売り越し、2日連続で大幅な売り越しを記録した。特にVICやビンホームズ[VHM]に売りが集中した。一方、HNXでは海外投資家が102億5000万VND(約6300万円)を買い越した。

マージン懸念と情報空白期が売りを加速、中長期的な政策期待が支え

 下落の背景として、政府による金利や信用方針への警戒感に加え、市場全体の証拠金取引(マージン)残高が高水準に達していることが懸念されている。これが急激な下落局面において投資家の心理的負担となり、売り圧力を加速させる要因となった。

 前日の13日には、心理的節目である1800ポイント手前での利益確定売りに押され、売買代金は18兆6644億VND(約1140億円)となり、VNインデックスは大幅反落していたが、本日の急落で調整の色合いをさらに強めることとなった。

 証券各社は、4~6月の決算発表が一巡して相場が情報の空白期に入ったことから、今後は個別企業の業績見通しに応じた銘柄選定の二極化が進むと予想している。当面は1750ポイント付近への回復を模索する展開が見込まれるが、中長期的にはFTSEによる市場格上げ期待や、国営企業再編に向けた政策指針(首相決定第40号/2026/QD-TTg)が引き続き下値支持材料として意識される見通しだ。


  
  
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