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前日続落したホーチミン市場は、前夜の米国市場が原油高を受けて上昇したのを好感し、プラスで寄り付き、ペトロベトナムガス[GAS]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]が上昇してインデックスを牽引したが、680手前で下げ戻すと、ビナミルク[VNM]やベトコムバンク[VCB]が下落して、前日終値付近で揉み合いに。後場に入ってインデックスが670を割ったところで急反発。VNM、VCBがプラスに転じたほか、GASがストップ高近くまで上昇、鉄鋼株が軒並み上昇してインデックスを一気に押し上げ、+8.17ポイント(+1.21％)高の682.36で高値引け。3営業日ぶりに反発した。但し、値上がり銘柄数120に対し、値下がり銘柄数が125と上回っている。

金融株は小幅な値動きで、銀行6銘柄は3銘柄が小幅高、3銘柄が小幅安。終盤一気に上昇した鉄鋼株は、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]が年初9か月の好業績を発表して9営業日ぶりに反発してストップ高。ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、ナムキム鉄鋼[NKG]も大きく反発。不動産株の取引も活発で、売買高トップにたったFLCグループ[FLC]がストップ高。新規上場組が好調で、前日上場のドンアホテルグループ[DAH]が活発に取引され、2日連続ストップ高。ファロス建設[ROS]は3日ぶりに再びストップ高。5日に上場したホアンフイ投資金融サービス[TCH]も5営業日連続ストップ高した。

ハノイ市場は、▲0.05ポイント(▲0.06％)安で3営業日続落。ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、VCS高級クオーツストーン[VCS]が上昇も、サイゴンハノイ商業株式銀行[SHB]の下落が重しに。売買高トップのハノイ・キンバック農業・食品[HKB]が強く売られてストップ安。サコムリアル不動産[SCR]は外国人投資家の買戻しがみられたものの小幅安した。