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ホーチミン市場は、前夜の米国株式市場が反発して取引を終えたことが好感され、寄り付き後一気に値を上げ676 (＋0.59%)手前まで上昇する局面もあった。 その後はプラス圏でもみあい、後場に入りさらに値を下げたが、引け際に買いが強まったことで一気に値を戻し、VNインデックスは＋2.69ポイント(＋0.40％)高の674.70で引けた。売買代金は1兆7900億VND(約93億円)、前日比＋9.6%・増加した。

主力株は小幅ながらも軒並み上昇、ベトナム投資開発銀行[BID]、ペトロベトナムガス[GAS]が堅調、バオベトグループ[BVH]、ヴィエティンバンク[CTG]、ファロス建設[ROS]、ビングループ[VIC]、ビナミルク[VNM]が揃って小幅上昇し、インデックスを牽引した。一方、マサンインベストメントグループ[MSN]、ベトコムバンク[VCB]は小幅下落し、サイゴンビール・アルコール飲料総公社[SAB]は横ばいだった。

＋金融関連について、銀行株はまちまち、エクシムバンク[EIB]は本日も大幅高だったのに対し、サコムバンク[STB]がストップ安寸前となったことが特に目立った。証券株はまちまちで、ホーチミン市証券[HCM]が小幅下落し、サイゴン証券[SSI]は横ばいだった。保険株もまちまちだった。

＋不動産はまちまち、キンバックシティーグループ[KBC]、ノバランド不動産投資グループ[NVL]、VICが小幅上昇する一方、FLCグループ[FLC]は小幅下落し、タンタオ不動産[ITA]、カンディエン不動産[KDH]は横ばいだった。建設株も全体的に見てまちまちだったが、大型株は軒並み上昇、中でもCII道路橋梁投資[LGC]がストップ高したことが目立った。ホーチミン市インフラ投資[CII]、コテコンズ建設[CTD]、ROSが小幅上昇し、リー冷蔵電気工業[REE]は横ばいだった。

＋鉄鋼株は値上がり銘柄が多く、ナムキム鉄鋼[NKG]が堅調、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、SMC投資貿易[SMC]が小幅上昇し、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]は横ばいだった。

＋食品・飲料株はまちまち、GTNフーズ[GTN]、パングループ[PAN]、VNMが小幅上昇する一方、タインタインコン・タイニン製糖[SBT]、MSNは軟調、ビエンホア製菓[BBC]は小幅下落し、キドグループ[KDC]、SABは横ばいだった。

ハノイ市場は朝方上昇基調で82.16 (＋0.93%)にまで上昇する局面もあったが、その後は下落基調に転じ、後場に入りさらに値を下げたが、マイナス圏に転落することなく、HNXインデックスは＋0.13ポイント(＋0.16％)高の81.53で取引を終えた。売買代金は2400億VND(約12億6000万円)、前日比▲4.2%減少した。