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ホーチミン市場は、668(+0.41%)から664(▲0.17％)台までの狭い範囲でWの字を描くようにもみあい、引けで若干値を下げたが、サイゴンビール・アルコール飲料総公社[SAB]がストップ高を維持したことでVNインデックスはプラス圏に留まり、＋0.78ポイント(＋0.12％)高の665.92で引けた。売買代金は1兆9400億VND(約99億円)、前日比▲0.4％減少した。

主力株はSAB がストップ高、リー冷蔵電気工業[REE]が大きく上昇し、ヴィエティンバンク[CTG]、ベトコムバンク[VCB]、も小幅上昇し、インデックスを牽引した。一方、、ベトナム投資開発銀行[BID]、ペトロベトナムガス[GAS]、ビングループ[VIC]は小幅下落し、ビナミルク[VNM]は軟調で海外投資家に再び強く売られた。

＋金融関連について、銀行株はまちまちだったが、エクシムバンク[EIB]の大幅安が目立った。証券株もまちまちで、ホーチミン市証券[HCM]、サイゴン証券[SSI]の2大型株はいずれも横ばい。保険株もまちまちで、ベトナム投資開発銀行保険[BIC]は小幅上昇、バオミン保険株式公社[BMI]は大幅安、バオベトグループ[BVH]は横ばいだった。

＋不動産・建設株はまちまちだった。投機株のアンズオンタオディエン不動産商業投資[HAR]、タンタオ不動産[ITA]がストップ安、ホアンクアン不動産商業コンサルティング[HQC]が大幅安、FLCグループ[FLC]は小幅下落した。大型株について、CII道路橋梁投資[LGC]は大幅安、ホーチミン市インフラ投資[CII]、コテコンズ建設[CTD]、VICは小幅下落した。一方、キンバックシティーグループ[KBC]、ファロス建設[ROS]は小幅上昇、リー冷蔵電気工業[REE]は大幅高。カンディエン不動産[KDH]は横ばいだった。

＋鉄鋼株はまちまち、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]、ナムキム鉄鋼[NKG]が小幅下落する一方、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]は小幅上昇した。SMC投資貿易[SMC]が特に堅調だったことが目立った。

＋食品・飲料株は軒並み上昇、SABが8営業日連続でストップ高し、ビエンホア製菓[BBC]が反発ストップ高したことが目立った。ビエンホア製糖[BHS]は大幅高、タインタインコン・タイニン製糖[SBT]も堅調で、GTNフーズ[GTN]は小幅上昇した。一方、VNMは軟調、キドグループ[KDC]、パングループ[PAN]、マサンインベストメントグループ[MSN]、ビナカフェ・ビエンホア[VCF]は横ばいだった。

＋石油・ガス関連は軟調、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、GAS、資材・石油販売[COM]はいずれも下落した。

ハノイ市場は終日プラス圏でもみあい、方向間のない取引が続きHNXインデックスは＋0.28ポイント(＋0.36％)高の78.85で取引を終えた。売買代金は3540億VND(約18億円)、前日比＋8.1％増加した。主力株はまちまち、ハイフォン港[PHP]が堅調、アジアコマーシャル銀行[ACB]、VCS高級クオーツストーン[VCS]は小幅上昇した。一方、ティエンフォン・プラスチック[NTP]、ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、ビナコネックス[VCG]は小幅下落、ダバコグループ[DBC]、PVIホールディングス[PVI]、サイゴンハノイ商業株式銀行[SHB]、ベトナム国家再保険[VNR]は横ばいだった。